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2020年3月25日 掲載

愛媛県およびインドネシア・アチェ市とのサイバー防災訓練

参加している「JST CREST CyborgCrowdプロジェクト」の一環として,昨年の10月8日に愛媛県およびインドネシア・アチェ市と共同でサイバー防災訓練を行いました.サイバー防災訓練とは,災害時にクラウドソーシングを利用して被災状況の早期把握を実現するシステムの実証実験としてCyborgCrowdプロジェクトの中で行っているものです.今回は2018年の西日本における水害時の空撮画像を格子で切って大量の画像に分割し,各画像内に浸水箇所が写っているかどうかの判定をクラウドソーシングサービス上で募集した人達に依頼しました.今回の実験では,国境をまたいで共同作業を行う実験として日本を含め11か国からの参加者の協力を受け,また,人手による判定作業の提供に加えて,自動判定するプログラム(AIワーカと呼んでいます)の提供も依頼しました.下記のリンク先に,この訓練の簡単な紹介ビデオが置いてあります.