Site Navi

2022年10月10日 掲載

3年ぶりの対面学会発表:張訳心さんが食に関連するマルチメディア技術に関するワークショップCEA++で研究成果を発表

張訳心さんが食に関連するマルチメディア技術に関するワークショップ International Workshop on Multimedia for Cooking, Eating, and related APPlications 2022 (CEA++2022) で研究成果を発表しました.マルチメディア関連技術の重要国際会議ACM Multimediaの併設ワークショップとして開催されました.コロナ禍で対面での学会参加が途絶えていたため,当研究室からは対面での学会発表は3年ぶりです.

今回の発表内容は特定の技術の提案ではなく,全ての調理手順が説明テキストと画像からなり,食材についてのアノーテーションが付けられている,12,000個(調理手順数では約11万)のレシピからなるデータセットを作成したという報告です.近年,機械学習技術が重要になるとともに,このようなデータセットの作成と公開も,研究コミュニティへの重要な貢献となっています.

3年ぶりに対面で参加する学会の開催地はポルトガルのLisbonです.現在,ロシアの上を通らずに行くことになるため,ヨーロッパがとても遠くなっています.

Lisbonは大航海時代に多くの探検家達が出発した場所ということで探検家達の像があります.

Lisbonは海ではなく川に面していますが,川が海に出る河口に近く,魚介類が名物のようです.