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李銘君が IEEE/WIC/ACM Web Intelligence 2015 で発表

2015年12月7日
李銘君が IEEE/WIC/ACM Web Intelligence 2015 で発表

李銘君が Web Intelligence に関する国際会議である IEEE/WIC/ACM International Conference on Web Intelligence (WI 2015) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Automatic Generation of Authentication Questions from Private Messages” というもので,Facebook などのグループへの参加申請者に対して,そのユーザが本当にそのグループの関係者かどうかを判定するための質問を,そのグループ内の過去の会話から自動的に生成する技術に関するものです. 今回の会場はシンガポールの the Singapore Management University でした. 残念ながら下の写真のホテルは会場ではないので,下から眺めるだけです. 夜は屋台村に行ってみました. 李君,発表ご苦労様でした.

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竹村光君が ACM SAC 2015 で発表

2015年4月14日
竹村光君が ACM SAC 2015 で発表

竹村光君がコンピュータ・サイエンスの様々な応用に関する国際会議である ACM Symposium on Applied Computing (SAC 2015) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Classification of Twitter Follow Links Based on the Followers’ Intention” というもので,Twitterのフォローリンクを,そのフォロワーが何を目的としてフォローしているのかに基づいて分類する技術に関するものです.分類軸としては,田中淳史君が ACM Conference on Hypertext and Hypermedia 2014 で発表した論文で提案している三つの分類軸を用い,フォロワー,フォロイー,両者の関係に関する情報に加え,Twitter においてユーザを分類するために用いられるリストの情報を利用して分類を行う手法です. 今回の会場はスペインの Salamanca にある Universidad de Salamanca でした.Universidad de Salamanca はヨーロッパ最古の大学の一つで,コロンブスもここで航海術を学んだと言われているそうです.この Salamanca,とにかく街全体がきれいです. 会場の Universidad de Salamanca の建物もとても風格がある建物でした. 下の写真は大学の中庭.右奥を歩いているのは竹村君? 上の写真の左上に見えている塔の上にはコウノトリが巣を作っています. 別の中庭にはアート作品のようなものが. Salamanca は,食事も安くて美味しいです.竹村君,発表ご苦労様でした.

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田中淳史君が ACM Hypertext and Social Media 2014 で発表

2014年9月2日
田中淳史君が ACM Hypertext and Social Media 2014 で発表

田中淳史君が Web やソーシャルメディアの管理分析技術 に関する国際会議の一つである ACM Conference on Hypertext and Social Media (ACM HT 2014) で研究発表をしました.今回はポスターによる発表で,下の写真中央の黒い背中が田中淳史君です. 論文のタイトルは “Why You Follow: A Classification Scheme for Twitter Follow Links” というもので,Twitter におけるフォロー関係を分類するための三つの軸を提案するものです.提案する三つの軸とは以下のようなものです. そのフォロワーはそのユーザ自身に興味があるのか,それとも,同じようなツイートをするユーザが他にいればそちらでも構わないのか そのフォロワーはそのユーザのツイートのトピックに興味があるのか,それとも,そのユーザがツイートのトピックを変えてもフォローし続けたいのか そのフォロワーは相互のコミュニケーションのためにフォローしているのか このような軸での分類が重要である理由は,これらの分類がフォローすべきユーザの推薦などにおいて重要となるからです.例えば,ある芸能人のファンがその芸能人のアカウントをフォローしている場合,そのファンはその芸能人自身に興味があるのであって,その芸能人とツイートの内容がよく似たユーザが他にいたとしても,そのユーザをフォローすることを推薦するのは的外れでしょう. また,この三つの軸を組み合わせると,Twitter上で見られる主要なタイプのフォロー関係はおおむね分類することができます.例えば,「そのユーザ自身に興味があり,トピックは重要ではなく,相互コミュニケーションが主目的なわけではない」ようなフォローは,有名人へのファンからのフォローなどが該当するでしょう.一方,「そのユーザ自身に興味があり,トピックは重要ではなく,相互コミュニケーションが主目的」なら友人関係のフォロー,「ユーザ自身には興味がなく,トピックが重要であり,相互コミュニケーションが目的ではない」フォローは,一般的な情報源へのフォローが該当します(下図参照). 今回の会場はチリの首都 Santiago にある Pontifical Catholic University of Chile でした.Santiago は南米の中ではかなり経済水準が高い都市らしく,歩いているとガラス張りのきれいなスポーツクラブなども見かけます.ただ,なぜか,大型犬の野良犬が多い(イスタンブールにはもっと多かったですが)のが気になりました. 一方,地下鉄の中では,村上春樹の小説を読んでいる人も見かけました. 下の写真は会場となった建物です. 下の写真は泊まったホテルの部屋からの景色.遠くにアンデス山脈が見えます. チリといえばチリワインということで,発表が終わった日の夜はチリワインの飲み比べをしました. また,チリではウニがとても安く食べられます.日本人客も多いのか,ちゃんとキッコーマン醤油も置いていました.下の写真の右の皿がウニで,左に醤油瓶が写っています.

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趙驍騏君が IEEE/WIC/ACM WI 2014 で発表

2014年8月14日
趙驍騏君が IEEE/WIC/ACM WI 2014 で発表

趙驍騏君が Web Intelligence に関する国際会議である IEEE/WIC/ACM International Conference on Web Intelligence (WI 2014) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Online Retweet Recommendation with Item Count Limits” というもので,Twitter において面白いツイートを収集してリツイートすることを専門としているようなアカウントにおいて,どのツイートをリツイートすべきかの選択を自動化する技術に関するものです.このようなアカウントでは,たくさんリツイートし過ぎてもフォロワーから嫌がられるので,一日20通などと上限を決め,その範囲内でできるだけ良いツイートを選択する必要があります.しかし,一日の最後になってから,その日のベスト20を選んでリツイートするのでは情報が遅くなってしまうため,候補となるようなツイートが出現する度に,今後もっと面白いツイートがいくつ出現するかわからない状態でリツイートするかしないか判断をして行く必要があります.すなわち,いわゆる秘書問題(あるいは海辺の美女問題)などと同様,オンラインアルゴリズムが必要になります.今回の論文では,少し制限をゆるめた半オンラインの手法を提案し,提案手法がオンラインアルゴリズムより良いツイートを,許容範囲内と考えられる遅延で選択できることを示しています. 今回の会場はポーランドの Warsaw にある University of Warsaw でした.下の写真は,University of Warsaw の正門です. Warsaw は旧市街がとてもきれいなのですが,Warsaw は戦争で一度破壊され,その後の再建の際に,破壊前の町並みを忠実に再現したものだそうです. 公園に巨大なナメクジがいました.苦手な方,ごめんなさい. 趙君,発表ご苦労様でした.