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    Presentation of the research by Masafumi Iwanaga at IEEE BigData 2024

    2024年12月18日
    Presentation of the research by Masafumi Iwanaga at IEEE BigData 2024

    This presentation was about a method of suggesting the topic to SNS users. However, it is not about topic recommendations to the orginary users, but rather about suggesting the next topic for users who act as influencers. For example, a user who has gained a steady number of followers through game streaming can’t just keep playing the same game forever to maintain their audience. They eventually need to shift to…
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    Presentation of the research by Mamoru Yamakawa at ACM HT 2023

    2024年9月6日
    Presentation of the research by Mamoru Yamakawa at ACM HT 2023

    Makoto Yamakawa presented his research findings at the ACM Conference on Hypertext and Social Media. This year, the conference was held in Rome. The current route from Japan to Europe looks like this because we can’t fly over Russia. This is one of the entrances to the conference venue. (Although we used a different entrance for this conference.) It is located right next to Piazza di Spagna and is sometimes…
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    Presentation by Hirotaka Nagashima at WWW Conference 2024

    2024年5月17日
    Presentation by Hirotaka Nagashima at WWW Conference 2024

    Hirotaka Nagashima from our group gave a presentation at The Web Conference 2024. The presentation was about identification of descriptions that indicate the “expiration time of information value.” For example, suppose a text includes phrases like those below. “Please submit application by 17:00 tomorrow. “Live streaming starting 19:00 tonight!” The informational value of such a text must largely decrease after the time described in these descriptions. Therefore, if we can…
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    research announcement
    Tetsuya Sasaoka gave presentation at ACM Conference on Intelligent User Interfaces (IUI) 2024

    2024年3月19日
    Tetsuya Sasaoka gave presentation at ACM Conference on Intelligent User Interfaces (IUI) 2024

    Tetsuya Sasaoka of our group gave presentation at ACM Conference on Intelligent User Interfaces (IUI) 2024, which was held in Greenville, South Caroline in United States. There is a waterfall right in the center of the city. The conference venue is a hotel behind the Bank of America building seen in the middle of the photo below. Our presentation was a poster presentation. Our research focuses on searching for documents…
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    7号館タヌキが夕方にも

    2020年2月3日
    7号館タヌキが夕方にも

    以前の記事でも7号館周辺に現れるタヌキの目撃情報を書きましたが,またタヌキがいました.これまで,夜遅くにしか見たことがなかったのですが,今回は18時前の夕方です.今日は吉田神社の節分のお祭りなので,吉田山から避難してきたのでしょうか.

    message from the group
    7号館周辺にタヌキ

    2019年11月9日
    7号館周辺にタヌキ

    7号館の中庭でタヌキを見かけました.以前にも見かけたことがありましたが,昨年の冬に一匹死んでしまったようだった(秘書さんがゴミ捨て場で「たぬきさん.死んでました.」と書かれた段ボール箱を目撃.中身は未確認)ので,もういないのかなと思っていたら,一匹しかいないわけではなかったようです.

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    廖子揚君が Web Intelligence に関する国際学会IEEE/WIC/ACM Web Intelligence で研究成果を発表

    2019年10月16日
    廖子揚君が Web Intelligence に関する国際学会IEEE/WIC/ACM Web Intelligence で研究成果を発表

    Web Intelligence に関する国際学会である IEEE/WIC/ACM Web Intelligence 2019 で廖子揚君が研究成果を発表しました. 廖君の論文は “Disjunctive Sets of Phrase Queries for Diverse Query Suggestion” というタイトルで,Web 検索などの文書検索において,検索が複数の意味に解釈でき,自分の意図はそのうちのマイナーなものである時に,検索結果はメジャーな方の意図に関する文書ばかりになってしまうという場合の問題を解決しようという研究についてのものです. 例えば,ある人が余ったリンゴで肥料を作れないかと考え「リンゴ 肥料」という検索を行ったとします.しかし,この検索は「リンゴのための肥料」という意味に解釈でき,かつ,その方が「リンゴから肥料を作る」というトピックよりはるかに一般的なトピックであるため,検索結果の上位200件は全て「リンゴのための肥料」に関するものになってしまいます. そのような場合,われわれがよく行うのは「リンゴから肥料」「リンゴで肥料を」などの自分の意図に合う文書にのみ出てくることが期待されるフレーズを色々と考えて,これらを使ったフレーズ検索(Googleなどで,複数の語からなる検索フレーズを二重引用符で囲み,そのフレーズ全体が正確にマッチする文書だけを検索する方法)を一つずつ試してみることです.しかし,そのようなフレーズは数多くあり,手動で一つずつ試していくのはたいへん手間がかかります. そこで,今回提案する手法では,ユーザが「リンゴ 肥料」という検索を行って検索結果が自分の意図とは異なるものばかりであった場合に,「フレーズ生成」機能を実行してもらいます.すると,システムは「リンゴ」と「肥料」をつなぐフレーズを大量にWebから取得し,かつ,それらをクラスタリングして複数のグループに分け,それらをユーザに呈示します.例えば, 「リンゴに肥料」「リンゴへの肥料」など,リンゴへ肥料をあげる話に関するフレーズからなるグループと 「リンゴから肥料」「リンゴを肥料に」など,リンゴから肥料を作る話に関するフレーズからなるグループ ができたとします.これらを呈示されたユーザが後者を選んだ場合,システムが自動的にこのグループに含まれる全てのフレーズを順に使って検索を行い,それらの結果全てを一つのランキングにして表示します.これにより,ユーザがフレーズを数多く考えて一つずつ試していく作業を自動化することができます. 今回の開催地はテッサロニキというギリシャ第二の都市です.テッサロニキの「ニキ」は,Nikeというブランド名の語源であるギリシャの勝利の女神「ニケ」と同じ言葉だそうです. 上の写真は,下の写真に写っている古い塔の屋上から撮ったもので,この塔がこの街のシンボルになっているようです. このテッサロニキ,野良猫と大きな野良犬がたくさんいます.大きな野良犬は,イスタンブールやチリのサンティアゴなどにもいますが,こんなに野良猫が多い場所は日本(特に京大総合研究7号館周辺)以外では初めて見ました.       テッサロキには世界遺産の遺跡も多くありますが,遺跡の中にも野良猫がいっぱいいます.     こちらは犬.       レストランの前にもいますが誰も気にしません.周囲のレストランをうろうろ回っていたので,誰かの飼い犬ということはなさそうです. ところで,下の写真はテッサロニキのスーパーで売っていたチョコレートです.このパッケージに書かれた花の絵を見て何味だと思いますか?桜味?正解はこちら.ギリシャの人はこの絵を見て「ああ,〇〇チョコレートね」と思うのでしょうか.   こちらは,同じスーパーで売られていた謎の米.イタリア製のようです.   やはり同じスーパーに売っていた見ざる,聞かざる,言わざる.同じモールにあったピザ屋のロゴも見ざる,聞かざる,言わざるでした.   海辺の町なので,やはり海産物が多く食べられます.  

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    前西鷹君が Hypertext と Social Media に関する国際学会 ACM Hypertext で研究成果を発表

    2019年9月19日
    前西鷹君が Hypertext と Social Media に関する国際学会 ACM Hypertext で研究成果を発表

    前西鷹君が Hypertext (古くからある会議なのでこういう古い語が名前に使われていますが要するに Web です)と Social Media に関する国際学会である ACM Hypertext で研究成果を発表しました. 前西君の論文は “Identifying Tags Describing Image Contents” というタイトルで,Instagram などに投稿された写真につけられたタグのうち,どれが写真に写っている中身に一番強く関係しているタグかを判定する手法に関するものです. 例えば,#flower, #iPhone という二つのタグがついた写真があるとします.写真に写っているのは花であり,iPhone というタグは iPhone を使って撮影したという意味でしょう.Instagram などでは,このような写真に関する「メタデータ」にあたるタグも多く付けられています.この時,写真の内容に関係しているのは #flower の方だと判定するのが目的です.今回提案する手法では, #flower, #iPhoneの双方が付けられている写真の集合 #flower の方だけが付けられている写真の集合 #iPhone の方だけが付けられている写真の集合 という三つの集合を比較し,(1) の画像内容が (3) の画像内容よりも (2) の画像内容に似ているのであれば,#flower の方が画像の内容により強く関係するタグであると判定します.反対に (1) が (2) よりも (3) の方に似ているのであれば,#iPhone の方が画像の内容により強く関係するタグであると判定します. 下の図は #flower と #nature の場合です.#flower と #nature の場合は,どちらもメタデータではなく中身を表すタグですが,#flower の方が写真の中身への影響力が強いことがわかります. 今回の開催地はドイツの Hof という小さな町でした. Hof は,東西ドイツが別れた時に,この小さな村の真ん中に国境が引かれたために村人たちが二つに分断されてしまい,Little Berlin と呼ばれていたそうです.会議初日終了後の夕方に,ガイドの人が会議参加者たちを当時の国境あとに連れて行って解説してくれる機会があり, ガイドさん 「当時,この橋の向こう側に小学校がありました.ある朝,橋のこちらに住んでいる子どもが学校に行くために橋を渡ろうとして,突然,兵隊に呼び止められ,『お前は,今日から橋のこちらには入れない』と言われたのです.その時,いったい,その子はどんな気持ちだったことでしょう(悲しそうな顔)....そう.学校に行かなくて良くなって,とってもハッピーだったのです.」 というネタで笑いを取っていました.    

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    京塚萌々さんと許揚君の研究成果をデジタルライブラリに関する国際会議 ACM/IEEE JCDL で発表

    2019年6月3日
    京塚萌々さんと許揚君の研究成果をデジタルライブラリに関する国際会議 ACM/IEEE JCDL で発表

    京塚萌々さんと許揚君の研究成果をデジタルライブラリに関する国際会議である ACM/IEEE Joint Conference on Digital Libraries で発表しました.論文のタイトルは “A Ranking Method for Relaxed Queries in Book Search” というもので,図書館のレファレンスサービスや個人による図書検索などで,あらすじに関するうろ覚えの記憶を頼りに本を探したい時に,実際にはあらすじの記述には現れないような語を含む検索からでも,探したい本が上位に出るようにする技術に関するもので,京塚さんが昨年の12月に Chile まで出張して発表した論文(こちらの記事で紹介)の続編です. 今回の会場は Chicago から 200km ほど南に行ったところにある,computer science の分野ではたいへん有名な大学である The University of Illinois at Urbana–Champaign (UIUC) です. アメリカの大学は広いところが多いですが,UIUCは大都市からは離れているため,さらに広いです.この広さだけとっても,うらやましい限りです. そして,アメリカの大学の定番として,フットボールのスタジアムがあります. 敷地も広いですがタンポポも巨大です. でも,ウサギのサイズは普通のようです.子ウサギ?

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    段霄妮さんが Web 技術に関する国際学会 The Web Conference 2019 で研究成果を発表

    2019年5月17日
    段霄妮さんが Web 技術に関する国際学会 The Web Conference 2019 で研究成果を発表

    段霄妮さんが Web 技術に関する最重要国際会議である The Web Conference 2019 で研究成果を発表しました.論文のタイトルは “Improving Multiclass Classification in Crowdsourcing by Using Hierarchical Schemes” というもので,人手によりデータを多数のクラスに分類する際に,分類作業を多段階に階層化することにより,精度を向上させる手法に関するものです.研究室の研究内容の紹介のページでもう少し詳しく説明しています. 今回の会場はシリコンバレーのお膝元,San Francisco です.   本会議初日の基調講演は Google の Jeff Dean さんでした.(下の写真.画質が悪くてすみません.) Jeff Dean さんを知らない方は,こちらをどうぞ. 今回の段さんの論文は short paper としての採択なのでポスターでの発表です.なお,この The Web Conference ですが,会議が大きくなり過ぎたためか,full paper で採択されても全員は通常の形での口頭発表はできず,一部の人はポスター発表のみとなっています.とはいえ,The Web Conference に採択されれば論文の方を世界中の多くの人に読んでもらえます. 段さんは,今年の夏からアメリカの Purdue 大学の博士課程へ進学することが決まっています.段さん,アメリカでも頑張ってください.  

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    The Web Conference 2019, ACM/IEEE JCDL 2019, ACM WebSci 2019 に論文が採択されました

    2019年4月5日
    The Web Conference 2019, ACM/IEEE JCDL 2019, ACM WebSci 2019 に論文が採択されました

    新年度が始まりました.現在,以下の三本の論文が採択済で今後三か月の間に発表予定です. Improving Multiclass Classification in Crowdsourcing by Using Hierarchical Schemes by Xiaoni Duan, Keishi Tajima, To appear in Proc. of The Web Conference, May 2019 A Ranking Method for Relaxed Queries in Book Search by Momo Kyozuka, Keishi Tajima, To appear in Proc. of ACM/IEEE Joint Conference on Digital Libraries, June 2019 Temporal Analysis of Demand and Supply of Topics on The Web by Masahiro Inoue, Keishi Tajima To appear…
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    真鍋知博君がAIRS 2015で発表

    2015年12月3日
    真鍋知博君がAIRS 2015で発表

    真鍋知博君が情報検索に関する国際会議の一つであるAsian Information Retrieval Societies Conference (AIRS 2015) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Heading-Aware Snippet Generation for Web Search” というもので,Web検索エンジンが検索結果ページにおいて各解の下に表示するする要約(スニペット)を生成する際に,単純に検索キーワードの周辺を抜き出すのではなく,その解ページの論理的階層構造を考慮することで,より効果的なスニペットを生成するという技術に関するものです. 今回の会場はオーストラリアの Brisbane にある Queensland University of Technology でした.ポスター発表の際に使用されていた壁一面の巨大なスクリーンが印象的でした. また,オーストラリアというとコアラやカンガルーというイメージで,Brisbane にも有名なコアラ保護区があるのですが,大学構内にはトキのような鳥が歩いていました.

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    竹村光君が ACM SAC 2015 で発表

    2015年4月14日
    竹村光君が ACM SAC 2015 で発表

    竹村光君がコンピュータ・サイエンスの様々な応用に関する国際会議である ACM Symposium on Applied Computing (SAC 2015) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Classification of Twitter Follow Links Based on the Followers’ Intention” というもので,Twitterのフォローリンクを,そのフォロワーが何を目的としてフォローしているのかに基づいて分類する技術に関するものです.分類軸としては,田中淳史君が ACM Conference on Hypertext and Hypermedia 2014 で発表した論文で提案している三つの分類軸を用い,フォロワー,フォロイー,両者の関係に関する情報に加え,Twitter においてユーザを分類するために用いられるリストの情報を利用して分類を行う手法です. 今回の会場はスペインの Salamanca にある Universidad de Salamanca でした.Universidad de Salamanca はヨーロッパ最古の大学の一つで,コロンブスもここで航海術を学んだと言われているそうです.この Salamanca,とにかく街全体がきれいです. 会場の Universidad de Salamanca の建物もとても風格がある建物でした. 下の写真は大学の中庭.右奥を歩いているのは竹村君? 上の写真の左上に見えている塔の上にはコウノトリが巣を作っています. 別の中庭にはアート作品のようなものが. Salamanca は,食事も安くて美味しいです.竹村君,発表ご苦労様でした.

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    田中淳史君が ACM Hypertext and Social Media 2014 で発表

    2014年9月2日
    田中淳史君が ACM Hypertext and Social Media 2014 で発表

    田中淳史君が Web やソーシャルメディアの管理分析技術 に関する国際会議の一つである ACM Conference on Hypertext and Social Media (ACM HT 2014) で研究発表をしました.今回はポスターによる発表で,下の写真中央の黒い背中が田中淳史君です. 論文のタイトルは “Why You Follow: A Classification Scheme for Twitter Follow Links” というもので,Twitter におけるフォロー関係を分類するための三つの軸を提案するものです.提案する三つの軸とは以下のようなものです. そのフォロワーはそのユーザ自身に興味があるのか,それとも,同じようなツイートをするユーザが他にいればそちらでも構わないのか そのフォロワーはそのユーザのツイートのトピックに興味があるのか,それとも,そのユーザがツイートのトピックを変えてもフォローし続けたいのか そのフォロワーは相互のコミュニケーションのためにフォローしているのか このような軸での分類が重要である理由は,これらの分類がフォローすべきユーザの推薦などにおいて重要となるからです.例えば,ある芸能人のファンがその芸能人のアカウントをフォローしている場合,そのファンはその芸能人自身に興味があるのであって,その芸能人とツイートの内容がよく似たユーザが他にいたとしても,そのユーザをフォローすることを推薦するのは的外れでしょう. また,この三つの軸を組み合わせると,Twitter上で見られる主要なタイプのフォロー関係はおおむね分類することができます.例えば,「そのユーザ自身に興味があり,トピックは重要ではなく,相互コミュニケーションが主目的なわけではない」ようなフォローは,有名人へのファンからのフォローなどが該当するでしょう.一方,「そのユーザ自身に興味があり,トピックは重要ではなく,相互コミュニケーションが主目的」なら友人関係のフォロー,「ユーザ自身には興味がなく,トピックが重要であり,相互コミュニケーションが目的ではない」フォローは,一般的な情報源へのフォローが該当します(下図参照). 今回の会場はチリの首都 Santiago にある Pontifical Catholic University of Chile でした.Santiago は南米の中ではかなり経済水準が高い都市らしく,歩いているとガラス張りのきれいなスポーツクラブなども見かけます.ただ,なぜか,大型犬の野良犬が多い(イスタンブールにはもっと多かったですが)のが気になりました. 一方,地下鉄の中では,村上春樹の小説を読んでいる人も見かけました. 下の写真は会場となった建物です. 下の写真は泊まったホテルの部屋からの景色.遠くにアンデス山脈が見えます. チリといえばチリワインということで,発表が終わった日の夜はチリワインの飲み比べをしました. また,チリではウニがとても安く食べられます.日本人客も多いのか,ちゃんとキッコーマン醤油も置いていました.下の写真の右の皿がウニで,左に醤油瓶が写っています.

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    趙驍騏君が IEEE/WIC/ACM WI 2014 で発表

    2014年8月14日
    趙驍騏君が IEEE/WIC/ACM WI 2014 で発表

    趙驍騏君が Web Intelligence に関する国際会議である IEEE/WIC/ACM International Conference on Web Intelligence (WI 2014) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Online Retweet Recommendation with Item Count Limits” というもので,Twitter において面白いツイートを収集してリツイートすることを専門としているようなアカウントにおいて,どのツイートをリツイートすべきかの選択を自動化する技術に関するものです.このようなアカウントでは,たくさんリツイートし過ぎてもフォロワーから嫌がられるので,一日20通などと上限を決め,その範囲内でできるだけ良いツイートを選択する必要があります.しかし,一日の最後になってから,その日のベスト20を選んでリツイートするのでは情報が遅くなってしまうため,候補となるようなツイートが出現する度に,今後もっと面白いツイートがいくつ出現するかわからない状態でリツイートするかしないか判断をして行く必要があります.すなわち,いわゆる秘書問題(あるいは海辺の美女問題)などと同様,オンラインアルゴリズムが必要になります.今回の論文では,少し制限をゆるめた半オンラインの手法を提案し,提案手法がオンラインアルゴリズムより良いツイートを,許容範囲内と考えられる遅延で選択できることを示しています. 今回の会場はポーランドの Warsaw にある University of Warsaw でした.下の写真は,University of Warsaw の正門です. Warsaw は旧市街がとてもきれいなのですが,Warsaw は戦争で一度破壊され,その後の再建の際に,破壊前の町並みを忠実に再現したものだそうです. 公園に巨大なナメクジがいました.苦手な方,ごめんなさい. 趙君,発表ご苦労様でした.