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    真鍋知博君がAIRS 2015で発表

    2015年12月3日
    真鍋知博君がAIRS 2015で発表

    真鍋知博君が情報検索に関する国際会議の一つであるAsian Information Retrieval Societies Conference (AIRS 2015) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Heading-Aware Snippet Generation for Web Search” というもので,Web検索エンジンが検索結果ページにおいて各解の下に表示するする要約(スニペット)を生成する際に,単純に検索キーワードの周辺を抜き出すのではなく,その解ページの論理的階層構造を考慮することで,より効果的なスニペットを生成するという技術に関するものです. 今回の会場はオーストラリアの Brisbane にある Queensland University of Technology でした.ポスター発表の際に使用されていた壁一面の巨大なスクリーンが印象的でした. また,オーストラリアというとコアラやカンガルーというイメージで,Brisbane にも有名なコアラ保護区があるのですが,大学構内にはトキのような鳥が歩いていました.

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    真鍋知博君がVLDB 2015で発表

    2015年9月3日
    真鍋知博君がVLDB 2015で発表

    真鍋知博君が,データベース技術の分野で最も権威のある国際会議の一つであり,今年で41回目となるInternational Conference on Very Large Data Bases (VLDB 2015)で研究発表をしました.研究発表のタイトルは “Extracting Logical Hierarchical Structure of HTML Documents Based on Headings” で,Webページ内の文書の論理的階層構造を自動的に抽出する技術に関するものです.そう聞くと,<h1>, <h2>, … などのタグを抽出すればよいだけなのではないかと思われるかもしれませんが,現在のWebでは,それでは非常に低い再現率でしか論理階層構造を抽出できず,さらには,精度も決して十分ではありません.本研究では,人間の読者はページの視覚的情報を用いて階層構造を理解しているという仮定のもと,視覚的情報を用いて文書の論理的階想像を抽出する手法を提案しています. 今回のVLDBは,多数のトップレベルの研究発表もさることながら,2014年度のチューリング賞を受賞したMichael Stonebraker教授の受賞記念講演が目玉になっていました.講演の様子は下記のYouTubeで見ることができます. 今回の会場は火山で有名なハワイ島のHilton Hotelでした.このホテル,敷地内にビーチやいくつものプールがありイルカまでいる巨大なホテルです.あまりに大きいので,ホテル内を移動するための路面電車が走っていました. 海や火山の自然も素晴らしいところだったのですが,Michal Stonebraker教授は飛行機が嫌いでUC BarkleyからMITに移籍する際にも自転車でアメリカを横断して引っ越したそうで,ハワイについても「世界中のどこからも遠い場所」と愚痴を言っていました.

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    今森大地君が電子情報通信学会DEIM 2015で優秀論文賞

    2015年5月8日
    今森大地君が電子情報通信学会DEIM 2015で優秀論文賞

    今森大地君と教員の田島敬史の共著論文が電子情報通信学会第7回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2015) で優秀論文賞を受賞しました(発表311件中,最優秀2件,優秀3件).

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    竹村光君が ACM SAC 2015 で発表

    2015年4月14日
    竹村光君が ACM SAC 2015 で発表

    竹村光君がコンピュータ・サイエンスの様々な応用に関する国際会議である ACM Symposium on Applied Computing (SAC 2015) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Classification of Twitter Follow Links Based on the Followers’ Intention” というもので,Twitterのフォローリンクを,そのフォロワーが何を目的としてフォローしているのかに基づいて分類する技術に関するものです.分類軸としては,田中淳史君が ACM Conference on Hypertext and Hypermedia 2014 で発表した論文で提案している三つの分類軸を用い,フォロワー,フォロイー,両者の関係に関する情報に加え,Twitter においてユーザを分類するために用いられるリストの情報を利用して分類を行う手法です. 今回の会場はスペインの Salamanca にある Universidad de Salamanca でした.Universidad de Salamanca はヨーロッパ最古の大学の一つで,コロンブスもここで航海術を学んだと言われているそうです.この Salamanca,とにかく街全体がきれいです. 会場の Universidad de Salamanca の建物もとても風格がある建物でした. 下の写真は大学の中庭.右奥を歩いているのは竹村君? 上の写真の左上に見えている塔の上にはコウノトリが巣を作っています. 別の中庭にはアート作品のようなものが. Salamanca は,食事も安くて美味しいです.竹村君,発表ご苦労様でした.

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    2015年3月14日
    今森大地君,大西洋君,小紫弘貴君が電子情報通信学会DEIM 2015で学生プレゼンテーション賞を受賞

    今森大地君,大西洋君,小紫弘貴君が電子情報通信学会第7回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2015) で学生プレゼンテーション賞を受賞しました(各セッション5〜6件中1件).今回は発表した全学生が学生プレゼンテーション賞を受賞しました.

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    田中淳史君が ACM Hypertext and Social Media 2014 で発表

    2014年9月2日
    田中淳史君が ACM Hypertext and Social Media 2014 で発表

    田中淳史君が Web やソーシャルメディアの管理分析技術 に関する国際会議の一つである ACM Conference on Hypertext and Social Media (ACM HT 2014) で研究発表をしました.今回はポスターによる発表で,下の写真中央の黒い背中が田中淳史君です. 論文のタイトルは “Why You Follow: A Classification Scheme for Twitter Follow Links” というもので,Twitter におけるフォロー関係を分類するための三つの軸を提案するものです.提案する三つの軸とは以下のようなものです. そのフォロワーはそのユーザ自身に興味があるのか,それとも,同じようなツイートをするユーザが他にいればそちらでも構わないのか そのフォロワーはそのユーザのツイートのトピックに興味があるのか,それとも,そのユーザがツイートのトピックを変えてもフォローし続けたいのか そのフォロワーは相互のコミュニケーションのためにフォローしているのか このような軸での分類が重要である理由は,これらの分類がフォローすべきユーザの推薦などにおいて重要となるからです.例えば,ある芸能人のファンがその芸能人のアカウントをフォローしている場合,そのファンはその芸能人自身に興味があるのであって,その芸能人とツイートの内容がよく似たユーザが他にいたとしても,そのユーザをフォローすることを推薦するのは的外れでしょう. また,この三つの軸を組み合わせると,Twitter上で見られる主要なタイプのフォロー関係はおおむね分類することができます.例えば,「そのユーザ自身に興味があり,トピックは重要ではなく,相互コミュニケーションが主目的なわけではない」ようなフォローは,有名人へのファンからのフォローなどが該当するでしょう.一方,「そのユーザ自身に興味があり,トピックは重要ではなく,相互コミュニケーションが主目的」なら友人関係のフォロー,「ユーザ自身には興味がなく,トピックが重要であり,相互コミュニケーションが目的ではない」フォローは,一般的な情報源へのフォローが該当します(下図参照). 今回の会場はチリの首都 Santiago にある Pontifical Catholic University of Chile でした.Santiago は南米の中ではかなり経済水準が高い都市らしく,歩いているとガラス張りのきれいなスポーツクラブなども見かけます.ただ,なぜか,大型犬の野良犬が多い(イスタンブールにはもっと多かったですが)のが気になりました. 一方,地下鉄の中では,村上春樹の小説を読んでいる人も見かけました. 下の写真は会場となった建物です. 下の写真は泊まったホテルの部屋からの景色.遠くにアンデス山脈が見えます. チリといえばチリワインということで,発表が終わった日の夜はチリワインの飲み比べをしました. また,チリではウニがとても安く食べられます.日本人客も多いのか,ちゃんとキッコーマン醤油も置いていました.下の写真の右の皿がウニで,左に醤油瓶が写っています.

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    趙驍騏君が IEEE/WIC/ACM WI 2014 で発表

    2014年8月14日
    趙驍騏君が IEEE/WIC/ACM WI 2014 で発表

    趙驍騏君が Web Intelligence に関する国際会議である IEEE/WIC/ACM International Conference on Web Intelligence (WI 2014) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Online Retweet Recommendation with Item Count Limits” というもので,Twitter において面白いツイートを収集してリツイートすることを専門としているようなアカウントにおいて,どのツイートをリツイートすべきかの選択を自動化する技術に関するものです.このようなアカウントでは,たくさんリツイートし過ぎてもフォロワーから嫌がられるので,一日20通などと上限を決め,その範囲内でできるだけ良いツイートを選択する必要があります.しかし,一日の最後になってから,その日のベスト20を選んでリツイートするのでは情報が遅くなってしまうため,候補となるようなツイートが出現する度に,今後もっと面白いツイートがいくつ出現するかわからない状態でリツイートするかしないか判断をして行く必要があります.すなわち,いわゆる秘書問題(あるいは海辺の美女問題)などと同様,オンラインアルゴリズムが必要になります.今回の論文では,少し制限をゆるめた半オンラインの手法を提案し,提案手法がオンラインアルゴリズムより良いツイートを,許容範囲内と考えられる遅延で選択できることを示しています. 今回の会場はポーランドの Warsaw にある University of Warsaw でした.下の写真は,University of Warsaw の正門です. Warsaw は旧市街がとてもきれいなのですが,Warsaw は戦争で一度破壊され,その後の再建の際に,破壊前の町並みを忠実に再現したものだそうです. 公園に巨大なナメクジがいました.苦手な方,ごめんなさい. 趙君,発表ご苦労様でした.

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    竹村光君が ACM CIKM 2012 で発表

    2012年10月31日
    竹村光君が ACM CIKM 2012 で発表

    竹村光君が情報抽出などの分野における重要国際会議の一つであるACM Conference on Information and Knowledge Management (CIKM 2012) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Tweet Classification Based on Their Lifetime Duration” というもので,定期的にTwitterのタイムラインをチェックするユーザに対して,タイムライン中のツイートを緊急度に応じて「今回読むべき」「次回読むのでも良い」「もう読まなくて良い」という三つのタブに分類して表示する技術に関するものです.実際のシステムの表示のイメージは下記のようなものになります. 今回の会場はハワイのマウイ島の Sheraton Hotel でした.このホテル,会議の会場となっている建物の目の前がビーチなので,会議の昼休みの間にすかさず水着になってシュノーケリングに行き海亀と出会うなんてことが余裕で出来てしまいます. こちらはマウイの海亀. こちらは,会議後の会場前からの夕日.竹村君,発表ご苦労様でした.

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    井上真大君が WWW Conf.併設TempWebで発表

    2012年4月18日
    井上真大君が WWW Conf.併設TempWebで発表

    井上真大君がWeb技術に関する最重要国際会議である WWW Conference の併設ワークショップとして開催された Temporal Web Analytics Workshop (TempWeb02) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Noise robust detection of the emergence and spread of topics on the Web” というもので,ある指定された情報が最初にWeb上に出現したのはどのページかを発見する技術に関するものです.そのような情報の最初の出現を発見することは非常に難しく,そもそも,ある与えられたWebページが最初に作成されたのがいつかを判定することでさえも大変困難です. 今回の会場はフランス Lyon の Lyon Convention Center でした. 大きな熊の像が出迎えてくれます.この熊,巨大です.車と比べると大きさがわかります. ちなみに,すぐそばには,かのインターポールの本部がありました. こちらは,WWW Conference のパネル・セッションの様子です. こちらは,World-Wide-Web の開発者の Tim Berners-Lee 教授.写真がブレブレですが... 今回の開催地であった Lyon は食の国フランスの中でも食通の街として知られる街だそうです.中でも有名なのがポール・ボキューズという料理人の方だそうで,この方が気軽に入れる価格帯のレストランを Lyon 市内に四軒,開いています.その四軒は,それぞれ東,西,南,北という名前が付けられているのですが,その中の東(L’est)に夕食を食べに行ってみました.美味しいです.フランス料理がこんなに美味しいとは生まれて初めて知りました.

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    2012年3月5日
    竹村光君が電子情報通信学会DEIM 2012で優秀インタラクティブ賞

    竹村光君が電子情報通信学会第8回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM 2012)で優秀インタラクティブ賞を受賞しました(148件中,最優秀6件,優秀6件). 論文タイトルは「価値の時間依存性に基づくマイクロブログ記事の分類」というもので,Twitterなどのマイクロブログ上の投稿記事を,「山手線止まってる」などのようなリアルタイム性が高く,投稿から時間が経つと価値が無くなるようなものと,「やけどにはアロエが効くらしい」などのような時間への依存性が低いものとに分類する技術に関するものです.語の中には,「天気」「渋滞」のように時間依存性が高い記事に出現する頻度が高い語と「数学」のようにそうでない語があり,その記事にはどのような語が多いかの情報や,その記事が投稿された前後に,その記事に現れる各語のマイクロブログ上への出現頻度が上がったかなどの情報を用いて判定を行います.

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    2011年5月17日
    真鍋知博君が電子情報通信学会DEIM 2011で優秀論文賞

    真鍋知博君と教員の田島敬史の共著論文が電子情報通信学会第3回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2011) で優秀論文賞を受賞しました(発表322件中,最優秀2件,優秀2件). 論文タイトルは「Webページ中のノード間の論理的関係の発見」で,Webページ中の各ブロックの間の論理的関係を自動推定する技術に関するものです.

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    劉瀋巍君が ACM IUI 2010 で発表

    2010年2月10日
    劉瀋巍君が ACM IUI 2010 で発表

    劉瀋巍君がユーザインタフェース技術の分野における重要国際会議の一つであるACM International Conference on Inteligent User Interface (IUI 2010) で研究発表をしました. (残念ながら劉君は暗くてよく見えませんが...) 論文のタイトルは “WildThumb: A Web Browser Supporting Efficient Task Management on Wide Displays” というもので,Webブラウザで多数のページを同時に開いている際に,「タブ」による表示だけでは自分が開きたいページがどれだかわからなくなってしまうので,現在開いているWebページのサムネイルを生成し,サムネイルで表示するようにするというアイデアに関するものです.しかし,単純にページ画面を縮小しただけのサムネイルでは,似たようなページが複数あると結局区別がつかなくなってしまうため,さらなる工夫として,ページ中のサイトロゴに当たる画像と,ページ中で最も重要と思われる画像を拡大強調表示したサムネイルを生成します.サイトロゴに当たる画像と,最も重要と思われる画像がわかれば,世の中のほとんどのWebページはだいたい区別できます.例えば,ある二つの商品に関する価格.comのページと,同じ二つの商品に関するAmazonのページの計四つのページを開いている場合,価格.comとAmazonそれぞれのサイトロゴと,各商品のページが拡大強調表示されていれば,これら四つのページのサムネイルも簡単に区別することができます.実際に実装したシステムの表示画面は下記のようなものになります. 今回の開催地は Hong Kong でした.今回はあいにく劉君に一人で行ってもらうことになりましたが,英語も中国語も流暢な劉君なので安心でした.