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忘年会を開催しました

2019.12.16
忘年会を開催しました

研究室の忘年会を開催しました.研究室の人数が少ないため一つの机を全員で囲めるところが利点です.今回は幹事さんの発案で,アルコール類は飲む人が別途支払って頼む形にしてみました.

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(不定期連載)研究室ホワイトボード展:おおきなしんちょく

2019.11.29
(不定期連載)研究室ホワイトボード展:おおきなしんちょく

きっと進捗が大きすぎてびくともしないのですね.上の積分は見なかったことにしましょう.

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(不定期連載)研究室ホワイトボード展:ある学生の自画像?

2019.11.29
(不定期連載)研究室ホワイトボード展:ある学生の自画像?

自身の心象風景でしょうか?この絵もだいぶ前からあったような.

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(不定期連載)研究室ホワイトボード展:人間は愚か

2019.11.29
(不定期連載)研究室ホワイトボード展:人間は愚か

この牛はかなり前からいた記憶が.その後,BIG BULL … という言葉が書き加えられました

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(不定期連載)研究室ホワイトボード展:論文炎上

2019.11.29
(不定期連載)研究室ホワイトボード展:論文炎上

学会への論文投稿締切が近づいた頃のもの?

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(不定期連載)研究室ホワイトボード展:中間審査前

2019.11.29
(不定期連載)研究室ホワイトボード展:中間審査前

9月のM1中間審査前の頃のものでしょうか?

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7号館周辺にタヌキ

2019.11.9
7号館周辺にタヌキ

7号館の中庭でタヌキを見かけました.以前にも見かけたことがありましたが,昨年の冬に一匹死んでしまったようだった(秘書さんがゴミ捨て場で「たぬきさん.死んでました.」と書かれた段ボール箱を目撃.中身は未確認)ので,もういないのかなと思っていたら,一匹しかいないわけではなかったようです.

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張訳心さんがマルチメディア技術と食情報に関するワークショップ MADiMa で研究成果を発表

2019.10.21
張訳心さんがマルチメディア技術と食情報に関するワークショップ MADiMa で研究成果を発表

張訳心さんがマルチメディア技術と食情報に関するワークショップ International Workshop on Multimedia Assisted Dietary Management で研究成果を発表しました.食情報に特化した小規模のワークショップで,研究内容がごく近い人たちで議論ができるというのが利点です.また,口頭発表とポスター発表の両方をする機会がありました. 張さんの論文は,レシピに登場する動詞の類似度を測定する手法に関するものです.様々な国のレシピには多様な動詞が使われ,初心者には馴染みのない動詞も登場します.その際,その動詞が他のどんな動詞と意味が近いかがわかれば,理解の助けになります.このような語と語の類似度を計る手法は盛んに研究されており,各語がどんな文脈に出現するかの情報に基づいてベクトルに変換し,このベクトル同士の類似度を見る手法が一般的です.しかし,レシピ記述では手順説明に画像が付いていることが多いため,この画像の情報を用いて一緒に出てくる動詞をベクトル化しようというのが,張さんの研究です. 今回の開催地はフランスのNiceです.Niceといえば,この風景.町外れの丘の上からの写真です.コート・ダジュールという言葉は,Niceを含む広い範囲を指す言葉だそうですが,コート・ダジュールというと,よくこの丘からの写真が出てきます. この写真にあるようにNiceは海岸の町なので,海産物が多く売られています.風景も美しく,良いレストランもたくさんあります.なお,ニースはイタリア文化圏だった期間が長いらしく,食事はイタリア風です. なお,一つ前の記事で,ThessalonikiのnikiはNikeというブランド名の語源である勝利の女神Nikeのことらしいということを書きましたが,このNiceという名前もwikipediaによると,古くはNikaiaであり,Nikeの町という意味だそうです.

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廖子揚君が Web Intelligence に関する国際学会IEEE/WIC/ACM Web Intelligence で研究成果を発表

2019.10.16
廖子揚君が Web Intelligence に関する国際学会IEEE/WIC/ACM Web Intelligence で研究成果を発表

Web Intelligence に関する国際学会である IEEE/WIC/ACM Web Intelligence 2019 で廖子揚君が研究成果を発表しました. 廖君の論文は “Disjunctive Sets of Phrase Queries for Diverse Query Suggestion” というタイトルで,Web 検索などの文書検索において,検索が複数の意味に解釈でき,自分の意図はそのうちのマイナーなものである時に,検索結果はメジャーな方の意図に関する文書ばかりになってしまうという場合の問題を解決しようという研究についてのものです. 例えば,ある人が余ったリンゴで肥料を作れないかと考え「リンゴ 肥料」という検索を行ったとします.しかし,この検索は「リンゴのための肥料」という意味に解釈でき,かつ,その方が「リンゴから肥料を作る」というトピックよりはるかに一般的なトピックであるため,検索結果の上位200件は全て「リンゴのための肥料」に関するものになってしまいます. そのような場合,われわれがよく行うのは「リンゴから肥料」「リンゴで肥料を」などの自分の意図に合う文書にのみ出てくることが期待されるフレーズを色々と考えて,これらを使ったフレーズ検索(Googleなどで,複数の語からなる検索フレーズを二重引用符で囲み,そのフレーズ全体が正確にマッチする文書だけを検索する方法)を一つずつ試してみることです.しかし,そのようなフレーズは数多くあり,手動で一つずつ試していくのはたいへん手間がかかります. そこで,今回提案する手法では,ユーザが「リンゴ 肥料」という検索を行って検索結果が自分の意図とは異なるものばかりであった場合に,「フレーズ生成」機能を実行してもらいます.すると,システムは「リンゴ」と「肥料」をつなぐフレーズを大量にWebから取得し,かつ,それらをクラスタリングして複数のグループに分け,それらをユーザに呈示します.例えば, 「リンゴに肥料」「リンゴへの肥料」など,リンゴへ肥料をあげる話に関するフレーズからなるグループと 「リンゴから肥料」「リンゴを肥料に」など,リンゴから肥料を作る話に関するフレーズからなるグループ ができたとします.これらを呈示されたユーザが後者を選んだ場合,システムが自動的にこのグループに含まれる全てのフレーズを順に使って検索を行い,それらの結果全てを一つのランキングにして表示します.これにより,ユーザがフレーズを数多く考えて一つずつ試していく作業を自動化することができます. 今回の開催地はテッサロニキというギリシャ第二の都市です.テッサロニキの「ニキ」は,Nikeというブランド名の語源であるギリシャの勝利の女神「ニケ」と同じ言葉だそうです. 上の写真は,下の写真に写っている古い塔の屋上から撮ったもので,この塔がこの街のシンボルになっているようです. このテッサロニキ,野良猫と大きな野良犬がたくさんいます.大きな野良犬は,イスタンブールやチリのサンティアゴなどにもいますが,こんなに野良猫が多い場所は日本(特に京大総合研究7号館周辺)以外では初めて見ました.       テッサロキには世界遺産の遺跡も多くありますが,遺跡の中にも野良猫がいっぱいいます.     こちらは犬.       レストランの前にもいますが誰も気にしません.周囲のレストランをうろうろ回っていたので,誰かの飼い犬ということはなさそうです. ところで,下の写真はテッサロニキのスーパーで売っていたチョコレートです.このパッケージに書かれた花の絵を見て何味だと思いますか?桜味?正解はこちら.ギリシャの人はこの絵を見て「ああ,〇〇チョコレートね」と思うのでしょうか.   こちらは,同じスーパーで売られていた謎の米.イタリア製のようです.   やはり同じスーパーに売っていた見ざる,聞かざる,言わざる.同じモールにあったピザ屋のロゴも見ざる,聞かざる,言わざるでした.   海辺の町なので,やはり海産物が多く食べられます.  

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伊勢に研究室旅行に行きました

2019.10.6
伊勢に研究室旅行に行きました

夏休みも終わったということで、研究室旅行に行ってきました! 今年のコンセプトは伊勢神宮正式参拝ルートを巡ってみようということで、レンタカー2台に分乗して三重県伊勢市へ向かいました。 途中、片方の車が道を間違えて四日市市に走っていくなどハプニングもありましたが、お昼前には全員が二見興玉神社・夫婦岩に到着しました。 古来はここで身を清めてから伊勢神宮に参拝するならわしだったそうです。風が強く波が激しかったので海水を浴びてしまった人もいたようですが、昔の人はここの海水で身を清めていたそうなのである意味禊ができたと言えるかもしれません。境内のいたるところにご祭神のお使いとされるカエルの石像があり、みんな思い思いに写真を撮っていました。   さて、身を清めた(?)ということでいよいよ伊勢神宮に向かいます。伊勢神宮は外宮と内宮に分かれており、外宮から内宮という順にお参りするのがならわしということなので、まずは伊勢神宮の外宮に向かいました。 2台に分かれて動いているので到着が前後しましたが、全員揃って外宮に到着しました。   続いて、内宮へ。 境内を流れる五十鈴川の水は透明で冷たく、手をつけると心が洗われるように感じました。厳かな気持ちで内宮を後にしました。   続いて、おかげ横丁で昼食をとりました。ここは自由行動だったので、いくつかのグループに分かれて松阪牛の肉寿司を食べたり伊勢うどんを食べたりと思い思いに過ごしました。写真は本店のお座敷でいただいた赤福です!   伊勢神宮正式参拝ルートの締めくくりとして、伊勢志摩スカイラインを走って朝熊岳金剛證寺に向かいました。金剛證寺は伊勢神宮の鬼門を守ると言われ、伊勢神宮にお参りするときにはこちらにもお参りするというのが慣習だそうです。 途中一宇田展望台に立ち寄りました。 金剛證寺に到着したときには本堂が閉まる16時を過ぎていたので、お堂の前で手を合わせて出発しました。   最後に山頂展望台へ。夕方になり気温が下がって風も強くなっていたのですが、天気に恵まれたため遠くまで景色が見渡せました。 展望台に設置されたポストは天空のポストと呼ばれており、フォトスポットとして人気だそうです。   天気に恵まれ、とても充実した研究室旅行になりました。企画してくれたイベント係のみなさん、運転を担当してくれたみなさん、ありがとうございました!  

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前西鷹君が Hypertext と Social Media に関する国際学会 ACM Hypertext で研究成果を発表

2019.9.19
前西鷹君が Hypertext と Social Media に関する国際学会 ACM Hypertext で研究成果を発表

前西鷹君が Hypertext (古くからある会議なのでこういう古い語が名前に使われていますが要するに Web です)と Social Media に関する国際学会である ACM Hypertext で研究成果を発表しました. 前西君の論文は “Identifying Tags Describing Image Contents” というタイトルで,Instagram などに投稿された写真につけられたタグのうち,どれが写真に写っている中身に一番強く関係しているタグかを判定する手法に関するものです. 例えば,#flower, #iPhone という二つのタグがついた写真があるとします.写真に写っているのは花であり,iPhone というタグは iPhone を使って撮影したという意味でしょう.Instagram などでは,このような写真に関する「メタデータ」にあたるタグも多く付けられています.この時,写真の内容に関係しているのは #flower の方だと判定するのが目的です.今回提案する手法では, #flower, #iPhoneの双方が付けられている写真の集合 #flower の方だけが付けられている写真の集合 #iPhone の方だけが付けられている写真の集合 という三つの集合を比較し,(1) の画像内容が (3) の画像内容よりも (2) の画像内容に似ているのであれば,#flower の方が画像の内容により強く関係するタグであると判定します.反対に (1) が (2) よりも (3) の方に似ているのであれば,#iPhone の方が画像の内容により強く関係するタグであると判定します. 下の図は #flower と #nature の場合です.#flower と #nature の場合は,どちらもメタデータではなく中身を表すタグですが,#flower の方が写真の中身への影響力が強いことがわかります. 今回の開催地はドイツの Hof という小さな町でした. Hof は,東西ドイツが別れた時に,この小さな村の真ん中に国境が引かれたために村人たちが二つに分断されてしまい,Little Berlin と呼ばれていたそうです.会議初日終了後の夕方に,ガイドの人が会議参加者たちを当時の国境あとに連れて行って解説してくれる機会があり, ガイドさん 「当時,この橋の向こう側に小学校がありました.ある朝,橋のこちらに住んでいる子どもが学校に行くために橋を渡ろうとして,突然,兵隊に呼び止められ,『お前は,今日から橋のこちらには入れない』と言われたのです.その時,いったい,その子はどんな気持ちだったことでしょう(悲しそうな顔)....そう.学校に行かなくて良くなって,とってもハッピーだったのです.」 というネタで笑いを取っていました.    

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井上真大君の研究成果を Web Science に関する国際学会 ACM Web Science で発表

2019.7.3
井上真大君の研究成果を Web Science に関する国際学会 ACM Web Science で発表

井上真大君の研究成果を Web Science に関する国際学会 ACM Conference on Web Science で発表しました. 井上君の論文は “Temporal Analysis of Supply and Demand of Topics on The Web” というタイトルで,Web 上の情報の需要と供給の時間的関係を分析した結果に関するものです.Web 上の情報には,先に世の中に需要が生じ,それに応じて供給が生じるものと,反対に先に供給があり,その後,需要が生じるものがあります.井上君の研究では,ある情報への需要が生じたタイミングを,検索エンジンにおいてその情報に関する検索が増加したタイミングに基づいて推定し,ある情報への供給が生じたタイミングを,その情報を含む Web ページの出現のタイイングに基づいて推定します.これらの推定結果を使って,Web 上での情報には,需要と供給の間にどのような時間的関係があるものが,どのような割合で見られるかについての分析を行っています. ACM Web Science という会議は,何か新しい技術を提案するというよりは,Web 上での人々の行動の分析,あるいは,それを通じた社会一般での人々の行動の分析を行っているような研究も重要なテーマになっている会議です.しかし,今回,会議に参加して感じましたが,現在の米国の研究者の関心事は,圧倒的に fake news の問題のようです.米国では日本よりはるかに深刻な問題と捉えられている様子がうかがえます.井上君の研究発表に対しても,「ある情報の需要と供給の時間的なタイミングの分析は,fake news の判定にも使えないか?」という質問が複数の人からあがりました. 今回の会場は,Boston にある Northeastern University です. 窓から遠くにMITのドームが見えます. 会議最終日の翌日がアメリカの独立記念日の7月4日でした.アメリカでは7月4日には多くの都市で独立記念日のイベントがあり,たくさんの花火が打ち上げられます.Boston はアメリカ建国の歴史において重要な都市なので,Boston でも大規模な花火があることで有名です.  

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京塚萌々さんと許揚君の研究成果をデジタルライブラリに関する国際会議 ACM/IEEE JCDL で発表

2019.6.3
京塚萌々さんと許揚君の研究成果をデジタルライブラリに関する国際会議 ACM/IEEE JCDL で発表

京塚萌々さんと許揚君の研究成果をデジタルライブラリに関する国際会議である ACM/IEEE Joint Conference on Digital Libraries で発表しました.論文のタイトルは “A Ranking Method for Relaxed Queries in Book Search” というもので,図書館のレファレンスサービスや個人による図書検索などで,あらすじに関するうろ覚えの記憶を頼りに本を探したい時に,実際にはあらすじの記述には現れないような語を含む検索からでも,探したい本が上位に出るようにする技術に関するもので,京塚さんが昨年の12月に Chile まで出張して発表した論文(こちらの記事で紹介)の続編です. 今回の会場は Chicago から 200km ほど南に行ったところにある,computer science の分野ではたいへん有名な大学である The University of Illinois at Urbana–Champaign (UIUC) です. アメリカの大学は広いところが多いですが,UIUCは大都市からは離れているため,さらに広いです.この広さだけとっても,うらやましい限りです. そして,アメリカの大学の定番として,フットボールのスタジアムがあります. 敷地も広いですがタンポポも巨大です. でも,ウサギのサイズは普通のようです.子ウサギ?

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段霄妮さんが Web 技術に関する国際学会 The Web Conference 2019 で研究成果を発表

2019.5.17
段霄妮さんが Web 技術に関する国際学会 The Web Conference 2019 で研究成果を発表

段霄妮さんが Web 技術に関する最重要国際会議である The Web Conference 2019 で研究成果を発表しました.論文のタイトルは “Improving Multiclass Classification in Crowdsourcing by Using Hierarchical Schemes” というもので,人手によりデータを多数のクラスに分類する際に,分類作業を多段階に階層化することにより,精度を向上させる手法に関するものです.研究室の研究内容の紹介のページでもう少し詳しく説明しています. 今回の会場はシリコンバレーのお膝元,San Francisco です.   本会議初日の基調講演は Google の Jeff Dean さんでした.(下の写真.画質が悪くてすみません.) Jeff Dean さんを知らない方は,こちらをどうぞ. 今回の段さんの論文は short paper としての採択なのでポスターでの発表です.なお,この The Web Conference ですが,会議が大きくなり過ぎたためか,full paper で採択されても全員は通常の形での口頭発表はできず,一部の人はポスター発表のみとなっています.とはいえ,The Web Conference に採択されれば論文の方を世界中の多くの人に読んでもらえます. 段さんは,今年の夏からアメリカの Purdue 大学の博士課程へ進学することが決まっています.段さん,アメリカでも頑張ってください.