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2012.3.5
竹村光君が電子情報通信学会DEIM 2012で優秀インタラクティブ賞

竹村光君が電子情報通信学会第8回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM 2012)で優秀インタラクティブ賞を受賞しました(148件中,最優秀6件,優秀6件). 論文タイトルは「価値の時間依存性に基づくマイクロブログ記事の分類」というもので,Twitterなどのマイクロブログ上の投稿記事を,「山手線止まってる」などのようなリアルタイム性が高く,投稿から時間が経つと価値が無くなるようなものと,「やけどにはアロエが効くらしい」などのような時間への依存性が低いものとに分類する技術に関するものです.語の中には,「天気」「渋滞」のように時間依存性が高い記事に出現する頻度が高い語と「数学」のようにそうでない語があり,その記事にはどのような語が多いかの情報や,その記事が投稿された前後に,その記事に現れる各語のマイクロブログ上への出現頻度が上がったかなどの情報を用いて判定を行います.

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2011.5.17
真鍋知博君が電子情報通信学会DEIM 2011で優秀論文賞

真鍋知博君と教員の田島敬史の共著論文が電子情報通信学会第3回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2011) で優秀論文賞を受賞しました(発表322件中,最優秀2件,優秀2件). 論文タイトルは「Webページ中のノード間の論理的関係の発見」で,Webページ中の各ブロックの間の論理的関係を自動推定する技術に関するものです.

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劉瀋巍君が ACM IUI 2010 で発表

2010.2.10
劉瀋巍君が ACM IUI 2010 で発表

劉瀋巍君がユーザインタフェース技術の分野における重要国際会議の一つであるACM International Conference on Inteligent User Interface (IUI 2010) で研究発表をしました. (残念ながら劉君は暗くてよく見えませんが...) 論文のタイトルは “WildThumb: A Web Browser Supporting Efficient Task Management on Wide Displays” というもので,Webブラウザで多数のページを同時に開いている際に,「タブ」による表示だけでは自分が開きたいページがどれだかわからなくなってしまうので,現在開いているWebページのサムネイルを生成し,サムネイルで表示するようにするというアイデアに関するものです.しかし,単純にページ画面を縮小しただけのサムネイルでは,似たようなページが複数あると結局区別がつかなくなってしまうため,さらなる工夫として,ページ中のサイトロゴに当たる画像と,ページ中で最も重要と思われる画像を拡大強調表示したサムネイルを生成します.サイトロゴに当たる画像と,最も重要と思われる画像がわかれば,世の中のほとんどのWebページはだいたい区別できます.例えば,ある二つの商品に関する価格.comのページと,同じ二つの商品に関するAmazonのページの計四つのページを開いている場合,価格.comとAmazonそれぞれのサイトロゴと,各商品のページが拡大強調表示されていれば,これら四つのページのサムネイルも簡単に区別することができます.実際に実装したシステムの表示画面は下記のようなものになります. 今回の開催地は Hong Kong でした.今回はあいにく劉君に一人で行ってもらうことになりましたが,英語も中国語も流暢な劉君なので安心でした.