Site Navi

message from the group
新しく研究室に配属された4回生の歓迎会を開催しました

2018.4.13
新しく研究室に配属された4回生の歓迎会を開催しました

今年も4月になり,新しい4回生3名,岩永君,佐々岡君,中川君が研究室に配属されたので,歓迎会を開催しました.比較的,人数が少ない研究室なので,一つのテーブルで全員の顔が見える形で飲み会ができるのは利点です.

research announcement
M1の村上聡二郎君が電子情報通信学会DEIM2018で学生プレゼンテーション賞をいただきました

2018.3.6
M1の村上聡二郎君が電子情報通信学会DEIM2018で学生プレゼンテーション賞をいただきました

前回の記事から一年以上間が空いてしまいましたが久しぶりの投稿です.今年も電子情報通信学会・日本データベース学会・情報処理学会主催データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM 2018)で7名の学生が研究成果の発表を行いました.その中から,村上聡二郎君が学生プレゼンテーション賞をいただきました. 論文タイトルは「特定の条件を満たすTwitterユーザのグラフパターンを用いた効率的収集手法」というもので,特定の条件(例えば「豪ドルのFX取引の情報をツイートしているユーザ」や「京大社会情報学専攻の学生」)を満たすユーザ同士は特定のグラフパターンでつながっていることが多く,しかし,そのグラフパターンはその条件ごとに異なるという仮定のもと,最初に何個かその条件を満たすユーザの例を与えると,条件を満たすユーザ間に現れることが多いグラフパターンを推定し,条件を満たす既知のユーザからそのグラフパターンをたどることで条件を満たす新たなユーザを効率よく発見する手法に関するものです.

research announcement
今森大地君がACM CIKM 2016で発表

2016.10.25
今森大地君がACM CIKM 2016で発表

今森大地君が情報抽出などの分野における重要国際会議の一つであるACM Conference on Information and Knowledge Management (CIKM 2016) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Predicting Popularity of Twitter Accounts through the Discovery of Link-Propagating Early Adopters” というもので,Twitter の新規アカウントの将来の人気度を予測する技術に関するものです. 今回の会場はIndianapolisのHotel Hyatt Regencyでした. 今森君,お疲れ様でした.

research announcement
竹村光君がACM Hypertext 2016で研究成果発表

2016.7.11
竹村光君がACM Hypertext 2016で研究成果発表

竹村光君がWebやソーシャルメディアの管理分析技術に関する国際会議の一つである ACM Conference on Hypertext and Social Media (ACM HT 2016) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Classification of Twitter Accounts into Targeting Accounts and Non-Targeting Accounts” というもので,Twitter のアカウントを特定のコミュニティ向けに情報を発信しているものと,広く一般に向けて情報を発信しているものに自動分類する技術に関するものです.そのアカウントのフォロワー集合が,ランダムにTwitterアカウントを抽出した場合に比べて優意に高い頻度で,なにがしかの共通の性質を有している場合は,そのアカウントは何か特定のコミュニティに向けて情報を発信していると推定します. 今回の会場は Halifax, Canada の Dalhousie University でした.Halifaxはカナダ東部の大西洋に面した港町です. 港町ということで,海産物がたくさんあり,特にロブスターが有名なようなのでロブスターを食べに行きました.竹村君,発表ご苦労様でした.

research announcement
今森大地君が電子情報通信学会DEIM 2016で優秀インタラクティブ賞

2016.3.2
今森大地君が電子情報通信学会DEIM 2016で優秀インタラクティブ賞

今森大地君が電子情報通信学会第8回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM 2016)で優秀インタラクティブ賞を受賞しました(3/1発表分122件中,最優秀1件,優秀4件). 今回のDEIMはヒルトン福岡シーホークが会場で,隣に福岡ドームが見えていました.

research announcement
李銘君が IEEE/WIC/ACM Web Intelligence 2015 で発表

2015.12.7
李銘君が IEEE/WIC/ACM Web Intelligence 2015 で発表

李銘君が Web Intelligence に関する国際会議である IEEE/WIC/ACM International Conference on Web Intelligence (WI 2015) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Automatic Generation of Authentication Questions from Private Messages” というもので,Facebook などのグループへの参加申請者に対して,そのユーザが本当にそのグループの関係者かどうかを判定するための質問を,そのグループ内の過去の会話から自動的に生成する技術に関するものです. 今回の会場はシンガポールの the Singapore Management University でした. 残念ながら下の写真のホテルは会場ではないので,下から眺めるだけです. 夜は屋台村に行ってみました. 李君,発表ご苦労様でした.

research announcement
真鍋知博君がAIRS 2015で発表

2015.12.3
真鍋知博君がAIRS 2015で発表

真鍋知博君が情報検索に関する国際会議の一つであるAsian Information Retrieval Societies Conference (AIRS 2015) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Heading-Aware Snippet Generation for Web Search” というもので,Web検索エンジンが検索結果ページにおいて各解の下に表示するする要約(スニペット)を生成する際に,単純に検索キーワードの周辺を抜き出すのではなく,その解ページの論理的階層構造を考慮することで,より効果的なスニペットを生成するという技術に関するものです. 今回の会場はオーストラリアの Brisbane にある Queensland University of Technology でした.ポスター発表の際に使用されていた壁一面の巨大なスクリーンが印象的でした. また,オーストラリアというとコアラやカンガルーというイメージで,Brisbane にも有名なコアラ保護区があるのですが,大学構内にはトキのような鳥が歩いていました.

research announcement
真鍋知博君がVLDB 2015で発表

2015.9.3
真鍋知博君がVLDB 2015で発表

真鍋知博君が,データベース技術の分野で最も権威のある国際会議の一つであり,今年で41回目となるInternational Conference on Very Large Data Bases (VLDB 2015)で研究発表をしました.研究発表のタイトルは “Extracting Logical Hierarchical Structure of HTML Documents Based on Headings” で,Webページ内の文書の論理的階層構造を自動的に抽出する技術に関するものです.そう聞くと,<h1>, <h2>, … などのタグを抽出すればよいだけなのではないかと思われるかもしれませんが,現在のWebでは,それでは非常に低い再現率でしか論理階層構造を抽出できず,さらには,精度も決して十分ではありません.本研究では,人間の読者はページの視覚的情報を用いて階層構造を理解しているという仮定のもと,視覚的情報を用いて文書の論理的階想像を抽出する手法を提案しています. 今回のVLDBは,多数のトップレベルの研究発表もさることながら,2014年度のチューリング賞を受賞したMichael Stonebraker教授の受賞記念講演が目玉になっていました.講演の様子は下記のYouTubeで見ることができます. 今回の会場は火山で有名なハワイ島のHilton Hotelでした.このホテル,敷地内にビーチやいくつものプールがありイルカまでいる巨大なホテルです.あまりに大きいので,ホテル内を移動するための路面電車が走っていました. 海や火山の自然も素晴らしいところだったのですが,Michal Stonebraker教授は飛行機が嫌いでUC BarkleyからMITに移籍する際にも自転車でアメリカを横断して引っ越したそうで,ハワイについても「世界中のどこからも遠い場所」と愚痴を言っていました.

research announcement
今森大地君が電子情報通信学会DEIM 2015で優秀論文賞

2015.5.8
今森大地君が電子情報通信学会DEIM 2015で優秀論文賞

今森大地君と教員の田島敬史の共著論文が電子情報通信学会第7回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2015) で優秀論文賞を受賞しました(発表311件中,最優秀2件,優秀3件).

research announcement
竹村光君が ACM SAC 2015 で発表

2015.4.14
竹村光君が ACM SAC 2015 で発表

竹村光君がコンピュータ・サイエンスの様々な応用に関する国際会議である ACM Symposium on Applied Computing (SAC 2015) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Classification of Twitter Follow Links Based on the Followers’ Intention” というもので,Twitterのフォローリンクを,そのフォロワーが何を目的としてフォローしているのかに基づいて分類する技術に関するものです.分類軸としては,田中淳史君が ACM Conference on Hypertext and Hypermedia 2014 で発表した論文で提案している三つの分類軸を用い,フォロワー,フォロイー,両者の関係に関する情報に加え,Twitter においてユーザを分類するために用いられるリストの情報を利用して分類を行う手法です. 今回の会場はスペインの Salamanca にある Universidad de Salamanca でした.Universidad de Salamanca はヨーロッパ最古の大学の一つで,コロンブスもここで航海術を学んだと言われているそうです.この Salamanca,とにかく街全体がきれいです. 会場の Universidad de Salamanca の建物もとても風格がある建物でした. 下の写真は大学の中庭.右奥を歩いているのは竹村君? 上の写真の左上に見えている塔の上にはコウノトリが巣を作っています. 別の中庭にはアート作品のようなものが. Salamanca は,食事も安くて美味しいです.竹村君,発表ご苦労様でした.

research announcement

2015.3.14
今森大地君,大西洋君,小紫弘貴君が電子情報通信学会DEIM 2015で学生プレゼンテーション賞を受賞

今森大地君,大西洋君,小紫弘貴君が電子情報通信学会第7回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2015) で学生プレゼンテーション賞を受賞しました(各セッション5〜6件中1件).今回は発表した全学生が学生プレゼンテーション賞を受賞しました.

research announcement
田中淳史君が ACM Hypertext and Social Media 2014 で発表

2014.9.2
田中淳史君が ACM Hypertext and Social Media 2014 で発表

田中淳史君が Web やソーシャルメディアの管理分析技術 に関する国際会議の一つである ACM Conference on Hypertext and Social Media (ACM HT 2014) で研究発表をしました.今回はポスターによる発表で,下の写真中央の黒い背中が田中淳史君です. 論文のタイトルは “Why You Follow: A Classification Scheme for Twitter Follow Links” というもので,Twitter におけるフォロー関係を分類するための三つの軸を提案するものです.提案する三つの軸とは以下のようなものです. そのフォロワーはそのユーザ自身に興味があるのか,それとも,同じようなツイートをするユーザが他にいればそちらでも構わないのか そのフォロワーはそのユーザのツイートのトピックに興味があるのか,それとも,そのユーザがツイートのトピックを変えてもフォローし続けたいのか そのフォロワーは相互のコミュニケーションのためにフォローしているのか このような軸での分類が重要である理由は,これらの分類がフォローすべきユーザの推薦などにおいて重要となるからです.例えば,ある芸能人のファンがその芸能人のアカウントをフォローしている場合,そのファンはその芸能人自身に興味があるのであって,その芸能人とツイートの内容がよく似たユーザが他にいたとしても,そのユーザをフォローすることを推薦するのは的外れでしょう. また,この三つの軸を組み合わせると,Twitter上で見られる主要なタイプのフォロー関係はおおむね分類することができます.例えば,「そのユーザ自身に興味があり,トピックは重要ではなく,相互コミュニケーションが主目的なわけではない」ようなフォローは,有名人へのファンからのフォローなどが該当するでしょう.一方,「そのユーザ自身に興味があり,トピックは重要ではなく,相互コミュニケーションが主目的」なら友人関係のフォロー,「ユーザ自身には興味がなく,トピックが重要であり,相互コミュニケーションが目的ではない」フォローは,一般的な情報源へのフォローが該当します(下図参照). 今回の会場はチリの首都 Santiago にある Pontifical Catholic University of Chile でした.Santiago は南米の中ではかなり経済水準が高い都市らしく,歩いているとガラス張りのきれいなスポーツクラブなども見かけます.ただ,なぜか,大型犬の野良犬が多い(イスタンブールにはもっと多かったですが)のが気になりました. 一方,地下鉄の中では,村上春樹の小説を読んでいる人も見かけました. 下の写真は会場となった建物です. 下の写真は泊まったホテルの部屋からの景色.遠くにアンデス山脈が見えます. チリといえばチリワインということで,発表が終わった日の夜はチリワインの飲み比べをしました. また,チリではウニがとても安く食べられます.日本人客も多いのか,ちゃんとキッコーマン醤油も置いていました.下の写真の右の皿がウニで,左に醤油瓶が写っています.

research announcement
趙驍騏君が IEEE/WIC/ACM WI 2014 で発表

2014.8.14
趙驍騏君が IEEE/WIC/ACM WI 2014 で発表

趙驍騏君が Web Intelligence に関する国際会議である IEEE/WIC/ACM International Conference on Web Intelligence (WI 2014) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Online Retweet Recommendation with Item Count Limits” というもので,Twitter において面白いツイートを収集してリツイートすることを専門としているようなアカウントにおいて,どのツイートをリツイートすべきかの選択を自動化する技術に関するものです.このようなアカウントでは,たくさんリツイートし過ぎてもフォロワーから嫌がられるので,一日20通などと上限を決め,その範囲内でできるだけ良いツイートを選択する必要があります.しかし,一日の最後になってから,その日のベスト20を選んでリツイートするのでは情報が遅くなってしまうため,候補となるようなツイートが出現する度に,今後もっと面白いツイートがいくつ出現するかわからない状態でリツイートするかしないか判断をして行く必要があります.すなわち,いわゆる秘書問題(あるいは海辺の美女問題)などと同様,オンラインアルゴリズムが必要になります.今回の論文では,少し制限をゆるめた半オンラインの手法を提案し,提案手法がオンラインアルゴリズムより良いツイートを,許容範囲内と考えられる遅延で選択できることを示しています. 今回の会場はポーランドの Warsaw にある University of Warsaw でした.下の写真は,University of Warsaw の正門です. Warsaw は旧市街がとてもきれいなのですが,Warsaw は戦争で一度破壊され,その後の再建の際に,破壊前の町並みを忠実に再現したものだそうです. 公園に巨大なナメクジがいました.苦手な方,ごめんなさい. 趙君,発表ご苦労様でした.

research announcement
竹村光君が ACM CIKM 2012 で発表

2012.10.31
竹村光君が ACM CIKM 2012 で発表

竹村光君が情報抽出などの分野における重要国際会議の一つであるACM Conference on Information and Knowledge Management (CIKM 2012) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Tweet Classification Based on Their Lifetime Duration” というもので,定期的にTwitterのタイムラインをチェックするユーザに対して,タイムライン中のツイートを緊急度に応じて「今回読むべき」「次回読むのでも良い」「もう読まなくて良い」という三つのタブに分類して表示する技術に関するものです.実際のシステムの表示のイメージは下記のようなものになります. 今回の会場はハワイのマウイ島の Sheraton Hotel でした.このホテル,会議の会場となっている建物の目の前がビーチなので,会議の昼休みの間にすかさず水着になってシュノーケリングに行き海亀と出会うなんてことが余裕で出来てしまいます. こちらはマウイの海亀. こちらは,会議後の会場前からの夕日.竹村君,発表ご苦労様でした.

research announcement
井上真大君が WWW Conf.併設TempWebで発表

2012.4.18
井上真大君が WWW Conf.併設TempWebで発表

井上真大君がWeb技術に関する最重要国際会議である WWW Conference の併設ワークショップとして開催された Temporal Web Analytics Workshop (TempWeb02) で研究発表をしました.論文のタイトルは “Noise robust detection of the emergence and spread of topics on the Web” というもので,ある指定された情報が最初にWeb上に出現したのはどのページかを発見する技術に関するものです.そのような情報の最初の出現を発見することは非常に難しく,そもそも,ある与えられたWebページが最初に作成されたのがいつかを判定することでさえも大変困難です. 今回の会場はフランス Lyon の Lyon Convention Center でした. 大きな熊の像が出迎えてくれます.この熊,巨大です.車と比べると大きさがわかります. ちなみに,すぐそばには,かのインターポールの本部がありました. こちらは,WWW Conference のパネル・セッションの様子です. こちらは,World-Wide-Web の開発者の Tim Berners-Lee 教授.写真がブレブレですが... 今回の開催地であった Lyon は食の国フランスの中でも食通の街として知られる街だそうです.中でも有名なのがポール・ボキューズという料理人の方だそうで,この方が気軽に入れる価格帯のレストランを Lyon 市内に四軒,開いています.その四軒は,それぞれ東,西,南,北という名前が付けられているのですが,その中の東(L’est)に夕食を食べに行ってみました.美味しいです.フランス料理がこんなに美味しいとは生まれて初めて知りました.